投稿: Page 7

350との出会い

ICUには環境系のサークルや団体が企画を催し、学生が環境について考える機会を持つE-weeksと呼ばれる週間があります。

私はその期間中に、環境研究の授業のレポートを書くため350.org Japanのみなさんによる特別企画に参加しました。「『ダイベストメント』って何?」というタイトルで、参加する前の私はまさにダイベストメントとはいったい何だろうという気持ちでした。

化石燃料への投資が激減

世界中で投資パターンが劇的に変化。エネルギーの専門家によると、化石燃料への投資が急速に減少している一方、再生可能エネルギーへの投資が増加。

スペイン初の再生可能エネルギー協同組合の物語

2010年、ヘイスベルト・フェインク氏と仲間たちがキャンペーンを開始しました  スペインで初めての再生可能エネルギー協同組合に参加する350人を探すためです。 6年後、ソム・エネルヒア組合は27000人の組合員と37000人の顧客を得て、今や3200世帯が1年間に必要とする電力を再生可能エネルギーで賄うまでになりました。

フェインク氏と仲間たちが法的な障害や財政危機にも屈せず組合の運営をなんとか成功させてきた方法をフェインク氏に尋ねました。

東アジア気候変動リーダーズキャンプで得たアイディアとつながり

8月27日から8月29日まで韓国で行われたEACLC(East Asia Climate Leaders Camp:東アジア気候変動リーダーズキャンプ)に参加してきました。テーマは「ダイベストメント+気候変動との闘い最前線」で、参加者は火力発電所の被害について知るとともにダイベストメント(化石燃料関連会社からの投資撤退)を自分の国でいかに広めていくか、知り、考える機会を得ました。

企業の資産が突然負債に? 「カーボン・バブル」の隠れたリスク

今日は350.orgが重要と考えている「座礁資産」と「カーボンバブル」について概説します。

座礁資産とは、現在埋蔵量として資産価値を持っている化石燃料や化石燃料関連インフラのうち、気候変動規制が行われることによって、その価値がなくなる恐れがある資産を指します。つまり現在化石燃料会社の資産として計上されている埋蔵資源が、使えないものに変わる恐れがあるのです。これには埋蔵されている化石燃料のみならず、石炭運搬設備、石油精製所、LNG液化基地なども含まれます。

【イベント・レポート】「金融界の世界貢献:気候変動とエネルギー問題の解決に向けた社会的責任投資行動」

350.org Japanは、去る8月8日にシンポジウム「金融界の世界貢献:気候変動とエネルギー問題の解決に向けた社会的責任投資行動」を開催致しました。

イベントは二部構成で行われ、第一部では海外および国内の化石燃料取引やエネルギー投融資について三名がプレゼンテーションを行い、第二部では新聞記者、シンクタンク研究員、生協職員などの多様なゲスト・スピーカーがパネル・ディスカッションを展開しました。