ミッツィ・ジョネル・タンは、フィリピンのメトロマニラ(マニラ首都圏)を拠点に活動する、気候正義活動家です。ミッツィは、「フライデーズ・フォー・フューチャー(Fridays For Future: FFF)」のフィリピン支部「フィリピンの気候アクションを求める若者の声(Youth Advocates for Climate Action Philippines: YACAP)」で、議長とグローバル広報を担当しています。またFFF Internationalにも意欲的に参加、気候正義を求め政策提言を行うとともに、「影響がもっとも深刻な地域((MAPA)の人々の声がグローバルな政策決定に反映されるよう取り組んでいます。
活動家になったのは、2017年、フィリピンの先住民族のリーダーたちと協力したことがきっかけです。それを機に、公正で環境にやさしい社会を実現するには、皆で力を合わせ行動を起こすこと、そしてシステム変革が必要だと感じています。
アレクサンドル・アンダーソン・デ・ソウザ(Alexandre Anderson De Souza)とデイズ・メネーゼズ・デ・ソウザ(Daize Menezes De Souza)
ブラジルのリオデジャネイロの漁師であり、地域リーダーを務める、アレクサンドル・アンダーソン・デ・ソウザとデイズ・メネーゼズ・デ・ソウザ夫妻。20年にわたり2人は、ブラジルでもっとも人口密度の高い地域のひとつ、グアナバラ湾で度々発生する、漁師コミュニティへの攻撃や石油流出事故をめぐり、抗議活動と再発防止に取り組んできました。
2人は、製油所、造船所、パイプライン、石油タンカーなどから流出した石油を、ボートで追跡する草の根団体、「Ahomar(グアナバラ湾の海の男女協会)」で、もっとも意欲的に活動しているメンバーでもあります