こんにちは!
今回のブログでは6/26日に行われたGlobal People’s Action in YOKOSUKAに参加された、井上寛人さん(大学2年生)と、太田紘生さん(大学3年生)のレポートをお届けします!
手前左:太田さん、手前右:井上さん
– 参加したきっかけは?(井上寛人・大学2年生)
問題となっている横須賀石炭火力発電所と抗議活動をされている方々を、自分の目で見たかったからです!
環境問題に関する活動をしていると石炭やCoalという単語をよく目にします。
例えば…
石炭火力発電所は気候変動を加速させる主要な要因だ!石炭から再エネにパワーシフトしよう!
日本は世界で2番目に石炭火力に投資している。
石炭火力に投資する金融機関からダイベストメントしよう!
などなど。
でも東京に住んでいると言うこともあって石炭火力の問題は、少し遠い世界の話というか、どれほど深刻な問題か、を実感として理解できていなかったんです。
自分の家から比較的近い横須賀は今どんな状況なんだろう?抗議活動をしている方々はどんな人なんだろう?実際に見てみたい!そんな好奇心で参加してみることにしました。
中央左:井上さん、中央右:太田さん
– 参加した感想は?(太田紘生・大学3年生)
世界的に石炭火力をやめて再生可能なエネルギーに移行しようとしているのかで、日本は新たに建設しようとしていることが単純に疑問に思ったのがきっかけです。
普段東京で生活する多くの人が感じていたように、横須賀の空気や景色はハッキリと分かるくらい綺麗だった。そのような街に汚れをもたらすのであれば、相当以上の理由と各方面への対応が必要だと思います。
また、石炭火力に反対している方々が一同に会する機会は貴重であり、見識ある話や意見をたくさん伺えて大変勉強になりました。
石炭火力のことや、そこにおける日本や世界の現状をよく分かってはいないけど、環境に良くないと聞いて疑問に思う人はたくさんいると思います。その人たちがより積極的に反対してくれるように、自分のまわりの人たちにこの経験を話し続けていきたいと思います。
– 参加した感想は?(井上寛人・大学2年生)
6月26日は机で勉強しているだけでは出会えない、横須賀の綺麗な景色と素敵な人々と出会えたとてもいい日でした!
また、実際に現地に行ってみたことで石炭火力発電所が自然と人々の暮らしを破壊する脅威であることを深く実感することができました。
その日の横須賀は晴天で、海風が気持ちいい穏やかな日でした。
発電所のすぐ近くには、マンションがたくさん立ち並んでいたり、綺麗な海と緑が広がっています。フォトアクションでは、同じ想いを持った仲間たちと、今回のテーマカラーである青い服やスカーフを身につけ、楽しく真剣にアクションを行いました。
その後の集会やランチ勉強会で脱炭素への想いを持つたくさんの方々とお話して気づいたのが、抗議活動をしている方たちは人一倍地元や自然が大好きな優しい人達なんだということでした!
僕はすぐに参加者の皆さんと横須賀の自然が大好きになりました。
ここ10年ほど、横須賀石炭火力発電所は稼働していないそうです。しかし、このままJERAの計画通りに発電所が増設、そして再稼働してしまったら、地元に住む人たちはこれまで通りの生活が出来なくなってしまうでしょう。
あの素敵な景色と横須賀の方々の日常を壊すことが分かっていながら、石炭発電所のプロジェクトを進めているJERAや日本の政府は間違っていると強く思いました。僕は一部の人達の利益のために、横須賀の自然と人々が傷つけられるのが、絶対に嫌です。また、横須賀から遠く離れた人々と自然が気候変動によって受ける被害を最小限に抑えるためにも、石炭火力発電所の稼働は早急に中止しなければなりません。
普通の日常をこれからも送っていけるように、みんなで一緒に行動を続けましょう。
これからもずっと横須賀が美しい街でありますように。
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