ビッグニュース:歴史的なクライメートジャスティス(気候正義)に関する動議が、2017年労働組合会議において全会一致で可決、ダイベストメント、エネルギーデモクラシー、ジャストクライメートトランジションを支持 ビッグニュースです! 今週、イギリスの労働組合を代表する労働組合会議(TUC)が、2017年労働組合会議においてクライメートジャスティスに関する動議を可決し、気候危機への取り組みや、化石燃料からのダイベストメントの促進を含む雇用におけるジャストトランジションに取り組むことを決めました。 今まで労働者主体の気候危機対策を策定しようと取り組んできた組合員や組合組織にとって、 大きな勝利です。 私たちが勝利するために必要な力を得る上でも、ダイベストメント運動における大きな一歩前進となるでしょう。 ジャストトランジションと化石燃料フリーの未来をサポートするTUCにありがとうのツイートを送ろう 決議は国内570万人満場一致 で可決、動議は「パン、食料、および関連産業組合」によって提出され、通信労働組合、消防組合、ASLEF(鉄道運転手組合)やTSSA(運輸月給者協会)などの支持を受けました。
“「今日、英国労働組合は明確なビジョンを持った気候変動対策戦略に初めて合意しました。 このことは、エネルギーを私たち一人一人の手に取り戻し、雇用を守りながら経済を移行させていく「ジャストトランジション」への呼びかけを意味するはずです。」 マーティン・マイヤー、UNITE(製造業等労働組合)
決議はエネルギーデモクラシーとクライメートジャスティスに関する素晴らしいビジョン を描いています。より多くの市民が民主的な形でエネルギーシステムを自ら手にし、再生可能エネルギー中心の経済への移行期に影響を受ける労働者へのサポートを呼びかけ、また年金基金に対してはダイベストメントと再投資を呼びかけています。 会議場のフロアでは、組合の代表がハリケーン・イルマ やその他の異常災害によりもたらされている損害に対応するため、気候アクションが必要であると話し、ジャストトランジションにおける労働者の役割を強調しました。 労働組合会議に提出された動議は、数ヶ月前にUNISON(公務部門労働組合)がダイベストメントを支持するという決定が出されたものに続いて出され 、イギリス全土の多くの草の根の組合組織が地方レベルでの動議を可決させて実現に至りました。 もしあなたが労働組合の組合員であれば、自分のいる地域のダイベストメントを支持することができます。 フォームに入力し、詳細を受け取る。. 決議の全文を読む(エネルギーデモクラシーのための労働組合).