2023年7月20日

【プレスリリース】再エネ100%と公正な社会を求める数万人アクションを9月開催決定〜7月24日(月)13:30より合同記者会見@衆議院議員会館&オンライン〜

国際環境NGO 350.org Japanが実行委員会団体として参加している「ワタシのミライ」が、下記のプレスリリースを発表しました。

 


プレスリリース

2023年7月20日

ワタシのミライ実行委員会

再エネ100%と公正な社会を求める数万人アクションを9月開催決定

〜7月24日(月)13:30より合同記者会見@衆議院議員会館&オンライン〜

社会問題に取り組む様々な団体や若者が横断的に協力した、

国内最大規模のアクションを目指します

 

誰かの生まれ育った家が流されたり、その土地で暮らせなくなったり、大切な命が失われている。そんなニュースを見るたびに、私たちの感覚は麻痺しそうになります。気候変動やエネルギー問題がもたらす社会のひずみを前に、私たちは自分の無力さに現実逃避したくもなります。それでも、私たちは求めます。命が守られる未来を。よりよい社会を求め、連帯することで私たちは “ワタシのミライ” をつくります。



【日本や世界各地で命に関わる危険な暑さと災害】

日本列島各地が連日猛暑と気象災害に見舞われ、7月だけで九州各地、名古屋、秋田で記録的大雨やゲリラ豪雨で500軒以上の浸水被害や多くの人命が失われている。また世界では7月第1週は観測史上最も高い世界平均気温を記録。スペインで最高気温が44度になり、一部地域で屋外作業が禁止。メキシコでは49度を記録し、熱中症などで104人が死亡。今後、気候変動に関連して2100年までに途上国を中心に累計4000万人が死亡する恐れがあるとの予測が国連開発計画から報告されており、これは私たちの生活と命をどう守るかの問題です。

 

【私たちは求める】

“ワタシのミライ” は、再エネ100%と公正な社会をめざすプロジェクトとして2023年に発足した、学生や市民による運動です。2021年のエネルギー基本計画の改定の際に、様々な社会問題に取り組む団体が連帯して政府に27万筆を超える署名を提出した「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンを引き継いだものです。

私たちは、気候変動対策の強化と、若者や女性など様々な異なる意見をオープンに反映する民主的なプロセスで計画を決定することを求めます

 

【私たちは社会の連帯をつくる】

気候危機を解決するためには政府の政策の役割が大きく、パリ協定に整合するものにするためには、市民が政府に対して声を上げることが必要です。市民や若者が結集し政策に影響を与える大きな運動をつくっていかなければなりません。“ワタシのミライ” は、エネルギー問題だけでなく、貧困や格差、難民移民やLGBTQなどあらゆる差別や人権問題など様々な社会課題に取り組む人たちと連携・連帯をしていきます

 

【私たちは “ワタシのミライ” をつくる】

「再エネ100%と公正な社会をめざす」という共通のテーマを掲げることで、市民や若者の大きな運動を作ります。プロジェクト名には「もう地球を人まかせにしない。自分たち自身で “ワタシのミライ” を創っていく」という想いが込められています。気候変動と様々な社会問題に共通する民主的な政策決定プロセスを求める声を政府や社会に届けるだけでなく、公正な社会を構築するための仕組みづくりや社会システムの変革にトライしていきます。

 

【社会問題を横断した国内最大規模のアクション】

この度、国連気候アクション・ウィークに呼応して、9月18日に全国で数万人規模のアクションを目指します東京では、気候危機の解決を求める若者の団体「Fridays For Future Tokyo(FFF Tokyo)」や、脱原発と持続可能で平和な社会を求める市民運動「さようなら原発1000万人アクション(さようなら原発)」と協働して大規模なアクションを実施し、これまで声を上げてきた様々な団体と若い世代とで新たな企画としてつくり上げます。

 

【3団体で協働アクションをする理由】

気候変動運動や脱原発運動、差別や人権問題は、共通する課題も多くありながら、年齢層も関心層も異なっています。現状では、それぞれの運動が単独で大きな変革を起こすことが難しい状況です。これまでも連携を模索し、一部協働してはいますが、今こそもっと大きな連帯が必要な時だと判断しました。そこで、9月18日の代々木公園での集会を、これからの大きな連携の一歩として取り組むこととしました
真に公正な、弱者へのしわ寄せの少ない社会をつくるために、化石燃料や原子力からの脱却はもちろん、さらに踏み込んで社会構造そのものの変革を求めます。そのために、気候変動・エネルギー問題にとどまらず、幅広い市民社会とつながります。このイベントを、そういった新しい動きの一歩として開催できればと企画しています。

 

 

7月24日(月)に、東京・衆議院第一議員会館にて、共催3団体が合同で本アクションについての記者会見を開催いたしますので、ぜひご参加ください

 

対面及びオンラインの記者会見の内容は下記の通りです。

 

 

 

日時:2023年7月24日(月)13:30 – 14:30

場所:衆議院第一議員会館 第4会議室(地下1階)(東京都千代田区永田町2-2-1)

 

発言者:
Fridays for Future Tokyo:川﨑彩子、増谷いつき、吉田真波
さようなら原発1000万人アクション:井上年弘、大久保青志、瀧秀樹
ワタシのミライ:山本大貴、吉田明子

 

参加受付フォーム:

*本記者会見は対面及びオンラインのハイブリッド実施です。ご参加の場合は、こちらからご登録ください。現地会場参加の場合は「会場参加」を選んでください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZUocuuurT8oEteNJlOnb_byO-R2-aZwy9fW#/

 

9月18日アクションのウェブサイト:https://watashinomirai.org/20230918_nnnf/

本件に関するお問い合わせ先:[email protected]

[ 共催団体の概要 ]

Fridays For Future Tokyoは、2018年のグレタ・トゥーンベリの学校ストライキを契機に始まった、気候危機への対策を求める若者の国際的運動の東京での集まりです。気候正義を追求し、連帯して行動することで、社会構造に変革を起こすことを目的としています。

https://www.instagram.com/fridaysforfuturetokyo/

 

さよなら原発1000万人アクションは、​​​​脱原発と持続可能で平和な社会を求める市民運動です。2011年、福島第一原発事故の後、内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田彗、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴、辻井喬、鶴見俊輔の9人の呼びかけで始まりました。

http://sayonara-nukes.org/

 

ワタシのミライは、再エネ100%の公正な社会をめざすプロジェクトして2023年に発足した、学生や市民の運動です。2021年のエネルギー基本計画の改定に際し、様々な社会問題に取り組む団体が連帯して政府に27万筆の署名を提出した「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーン(ato4nen.com)を引き継いだものです。

https://watashinomirai.org/




[ワタシのミライ プロジェクト 実行委員団体]

Fridays For Future Japan

国際環境NGO FoE Japan

Protect Our Winters Japan(POW JAPAN)

国際環境NGO グリーンピース・ジャパン

国際環境NGO 350.org Japan

Climate Action Network Japan(CAN-Japan)

アムネスティ・インターナショナル日本

環境エネルギー政策研究所(ISEP)

気候ネットワーク

グリーン連合

原子力資料情報室

原子力市民委員会

市民電力連絡会

Spiral Club

地球環境市民会議(CASA)

パルシステム生活協同組合連絡会

日本労働者協同組合連合会(ワーカーズコープ連合会)



 


問い合わせ先:

国際環境NGO 350.org ジャパン・キャンペーナー

伊与田昌慶(いよだまさよし)

Email: [email protected]