昨年の国連気候変動枠組条約締約国会議において成立した、地球温暖化対策の新たな国際的枠組み「パリ協定」が11月4日をもって発効します。気温上昇を産業革命前と比べ1.5度未満に抑えるに向けて、今世紀後半(早ければ 2050 年頃)までに温室効果ガス排出量実質ゼロの実現を目指す、と世界の国々が合意した法的拘束力を持つパリ協定が発行される日は、地球の未来にとって歴史的な1日として記憶されるでしょう。

一方、日本は国内での批准への準備が整わず、11月7日よりモロッコのマラケシュで開催される第1回のパリ協定締約国会合の締約国としてではなく、残念ながら「オブザーバー」としての参加となってしまいました。

パリ協定の発効が脱炭素化、つまり100%自然エネルギー社会を目指して国際社会が全員参加で正式に動きだす日だということを祝い、かつ日本での温暖化対策を進める気運を盛り上げるために、パリ協定発効記念アクション「ACT FOR 1.5℃」を11月4日に国連大学にて行います。ぜひ奮ってご参加ください!


パリ協定発効記念アクション「ACT FOR 1.5℃」

~国際社会が全員参加で温暖化対策に動きだす日~

  • 日時:11月4日 18:00~18:30(荒天中止)
  • 場所:国際連合大学前公開空地
  • 対象:垣根なく気候変動問題に関心を寄せる市民
  • 参加費:無料
  • 参加方法:350.org JapanのFacebookイベントページにて「参加予定」をクリックしてください!Facebookイベントページ>>www.facebook.com/events/1783101101945704/
  • アクション内容:詳細:「ACT FOR 1.5℃」というフレーズをかたどるようにLEDライト(*1)を段ボール(*2)に貼り付けて、文字をつなげ、参加者とそれを持ち写真撮影を行います。

*1)LEDライトの電源は太陽光バッテリーを使用します。

*2)段ボール文字の一つ大きさはおよそ75cm x 50cm です。

(イメージ図)

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企画主催:

350.org Japan

共催:

地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)・国連大学高等研究所(UNU-IAS)

協力団体:

気候ネットワーク・グリーンピースジャパン・FoE Japan


【本件に関するお問い合せはこちらへ】

350.org Japan 棚尾真理絵

TEL:090-2183-2113

EMAIL:[email protected]