先日、7月14日に開催した、350.org Japanボラ会議を議題は「9月のGCASの前に行われる、世界規模で予定されているアクションRISEに向けての日本の参加内容」でした。

 

具体的に出てきた参加内容のアイディアに入る前に、重要となってくる「GCAS」「RISE」キーワードについてご説明します。

GCAS(じーきゃす)とは Global Climate Action Summit の略です。(日本では、世界気候行動サミットなどと訳されています。)

 

 

GCASは今年の9月12日~14日米国カリフォルニア州のサンフランシスコで開催される国際会議です。名前の通り、気候変動問題解決に向けた「意欲的な取り組みを次の段階へ持っていく」ことをテーマとしています。集まるのは市民団体、都市や自治体、企業などのいわゆる政府以外である「非国家アクター」と呼ばれているグループです。気候変動問題解決に向けて、様々なプレーヤーがどのような取り組みを行っているかを発信し、新たな野心的なコミットメントを会議で打ち出すことによって「パリ協定」目標達成への世界の気運を高めるものです。この会議を主催する、カリフォルニア州知事のジェリー・ブラウン氏は自身の州が気候変動から受ける影響を真剣に受け止めていて、トランプ大統領とは真逆に問題解決に向けて積極的に取り組んでいる人物として米国では有名です。

 

 

ここで、RISE(ライズ)の話に入ります!

RISEというのは、350.orgと世界の協力団体が9月8日に企画している世界規模のアクションです。9月12日より開催されるGCASの前に、世界中の市民が様々なかたちでRISEして(立ち上がり)、100%再生可能エネルギー社会への移行を求めることで、実際の会議を盛り立たせる目標があります。

 

 

9月8日に向けたイベントはRISEのウェブサイトを通じて募集されていて、サイトにあるイベント登録数の地図を見るとそれがものすごい数だということが実感できます。9月にも日本でもアクションを起こします!次回のブログ、その参加内容についてご説明しますので、GCASとRISEにむけた日本でのアクションにご期待ください!