オランダ、アムステルダム — 金融研究機関が本日発表したところによりますと、ここ1年のオランダ年金基金ABPの世界最大手の石炭、石油、および天然ガス関連企業への投資額を、株価の急落を受けて53億ユーロを減額、ABPはこれらの企業の株式を売り出しました。 [1]
この世界第5位の年金基金は、所有していたロイヤル・ダッチ・シェル(保有株式価格が72%下落)、シェブロン(75%下落)、トータル(79%下落)、BP(53%下落)などの化石燃料関連企業の保有株式を大幅に手放し、石炭大手Peabody Energyなど15社への投資を完全に停止した模様です。 11月からの財務分析によると、 ABPは2012年に化石燃料関連企業への投資から撤退していればさらに90億ドルを確保できていたとのことです。