皆さん、こんにちは。

350.org Japan のボランティアチームに所属している、Taka(横山)です。

私はナオミクレインさんの「これで全てが変わる」という本のなかに350の名前を見つけ、2ヶ月ほど前からボランティア活動に参加するようになりました。

そして、9月29・30日に、長野県白馬村で開催された350.org Japan のスタッフとボランティアの旅(白馬トリップ)に参加しました。クールバンクアワードという大きなキャンペーンを終え、ここで一度都会を離れて、星空の下でこれからの活動などを語り合おう!という企画です。

 

 

でも、何故6時間も掛けて、わざわざ白馬まで1泊旅行を??

実はProtect Our Winter(POW)という気候変動防止の国際的NGOの日本支部が、

白馬にあるのです。プロスノーボーダーなど、ウィンタースポーツを

愛する人たちの集まりです。このグループとこれから協働していきたいという思いもあって、大きな自然に囲まれた白馬へのトリップとなりました。

正直テントで寝ると言われてビビッていましたが、実際は最近流行りのグランピング。

mukavaさんという素敵なキャンプ場を貸し切ったすこぶる快適な手ぶらでキャンプです。フィンランド製の立派なテントが張ってあり、テントの中はウッドデッキになっているのであいにくの小雨模様でも苦になりませんでした。

 

到着早々、車で鎌池へハイキングに行ったり、近隣の温泉を楽しんだりして都会の垢を落して、お待ちかね食堂のある大テントで夕食です。

 

 

凝ったビーガン料理とビール・ワインで舌が回り始めた頃から、それぞれが何故環境保護活動を積極的にするようになったのかを皆とシェアする時間があり、その後これからの350.org Japanについての意見交換をしました。この秋、ホームページを含めた色々な資料をリニューアルするらしく、あの夜のみんなから出てきた素敵な言葉やアイディアがその材料として使われるそうです。その時の参加者の意見は改めてシェアされると思います。ボランティアの意見を活動方針に取り入れようという350の体質がとても嬉しいです。

 

 

ところで現地でPOWの活動をリードしている、プロ・スノーボーダーのゴロウさんやPatagoniaの白馬店を辞めて白馬に住み着いた翔太郎さんから、車の中で色々なことを聞く機会がありました。彼らによると、ここ何年かで確実に温暖化が進んでいるという実感があるそうです。東京にいても、西日本豪雨や大型台風の上陸など、気候が変わったと思われる現象で何となく感じていましたが、白馬で言わば定点観測をしている自然のプロから聞くと、この雄大な自然の姿をいつまで保つことができるだろうかと、改めて不安になります。同時に、失わないために皆で行動しなければという思いが更に募ってきたトリップでした。

気候変動を阻止するためには、政府や企業が脱炭素化に向け政策や戦略の舵を切る事から、私たち一人ひとりが再生可能エネルギーの利用や省エネ、リサイクルを進めること等、社会の様々なレベルの総力を結集させる必要があります。それを勢い付けるためには市民の力が必要です。

350.org Japan は私たちの声を方針に反映させ、市民の立場、草の根から行動して、脱炭素化を目指そうという団体です。声を出さなければ考えは伝わりません。大勢集まれば大きな声になり脱酸素化が加速します。

これを読んでる皆さんも、是非仲間に加わってください。

 

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今回お世話になったmukavaさんのホームページはこちらです