気温がすでに1.5℃上昇してしまったヨーロッパ北極圏で、小さなひとつの石が、大きな歴史の中で自分の居場所を見つけようとしています。 このビデオは、レニ・ライティについての物語です。先住民の活動家で、気候に関する活動のオーガナイザーである彼女は、気候変動による破壊的な状況から自分たちの生活スタイルを守るために活動しています。

このビデオは RunForYourLifeのオープニングセレモニーで、パリで開催されるCOP21での活動の開始に、この小さな石を届けるために、昼も夜も休まずにリレーしています。 このイベントは、先住民族サーミの詩のこのフレーズから着想を得ました。 「ひとつの石を手に取れ。そして石が命を宿し、生きて、話し、動き始めるまで、拳を握ったままにせよ」 サーミの詩は私たちに次のことを思い起こさせます。「私たちは地球との対話を続けなければならない」

こちらのウェブサイト で、リレーのライブストリームにもご注目ください!

リレーについて

「パリまでひとりで走り通すことは無理です。しかし、私たちが力を合わせて走れば、パリにたどり着くことができます。 北極圏が出発点で、国連気候変動会議COP21が開かれるパリが終点です。 4000キロ以上のリレーはおよそ20日間、休むことなく続き、数千人がこのイベントを支えます。 参加者はそれぞれ自分の物語を語り、このリレーで走ることにした理由を説明します。 リレーが通過するルートに沿って、地元のイベントが開催される予定です」