私達は最近、Instagram上で Humans of New Yorkに倣った新たな活動を始めました。世界中で気候変動への対策を求めている若い活動家たちの側面を描き出す活動です。 この試みは350 Pacificのコミュニケーションコーディネーターのフェントン・ルトゥナタブア氏の語るフィジーのパワフルな物語で印象深く幕を開けます。 より良い世界のために第一線で奮闘している5人を見ていきましょう。
この物語を読むと、太平洋諸島に住む人々がいかに若いうちから気候変動に関して自分自身の意見を持っているか、多くの真実に結びつく体験をどのようにしているかがよくわかります。
これはそんな若者たちの物語です。
テヴィタ・ボラ、ラウ、フィジー諸島
「化石燃料に投資をするということは、地球の破壊に投資しているということを意味します。 化石燃料産業からの投資撤退と再生可能エネルギーへの移行が私達の故郷の島とそこに存在する全てのものを護る鍵となります。」
テヴィタ・ボラは2009年から環境保護のために働いてきました。最初はGreenpeace Australia Pacificとともに、そしてここ最近は気候変動に注目し、350.orgとともに活動しています。 テヴィタは化石燃料産業からの投資撤退と再生可能エネルギーへの移行を呼びかけています。
ゼゼリア・モク、タイレヴ、フィジー諸島
「私は既に気候変動の悪影響に曝された世界に生まれてきました。 そのせいもあって私の子供たちの生まれる世界に不安を抱いています。」
ゼゼはオーストラリア・ニューカッスルで350 Pacificによって行われた最初のノンバイオレント ダイレクト アクション(Non Violent Direct Action)に参加した若きパシフィック クライメット ウォーリアーズ(Pacific Climate Warriors)の一員です。 2014年10月17日、ゼゼとパシフィック クライメット ウォーリアーズ(Pacific Climate Warriors)の仲間達は伝統的な方法で組み立てた手製のカヌーで世界最大の石炭積出港を太平洋上から封鎖しました。 セシリアがこの取り組みに参加したのは350.orgにボランティアとして参加したばかりのころでしたが、そこで彼女は気候変動が太平洋にどれだけの脅威をもたらしているのかを実感しました。
チョサイア・トコニ、カンダヴ、フィジー諸島
「気候変動対策を求める動きで鍵となる役目を果たすのは若者だ。 私達は可能な限り多くの若者たちと協力し、故郷の島々を守れるよう努力しなければなりません。」
ジェイは意欲的な政治家で、どのようにすれば若い人々が気候変動対策を求める動きに参加してくれるか常に模索しています。その一方で自分が政策の変更に与える影響にも細心の注意を払っています。 ジェイは最近、フィジーでボランティアとして350.orgに参加し、若い人々が世界が必要としている変化を起こせると信じています。
グレゴリー・ラヴォイ、ラウ、フィジー諸島
「太平洋を気候変動から救えるのは私達自身なのです。」
グレッグは気候変動の問題の解決に参加することに重きを置き、私達全員にこの惑星を守るための役割があると考えています。
ジョージ・ナゼワ、ナンドゥロガ、フィジー諸島
「私達にとってこの地球の良き管理者であることこそが祝福であり、子供たちがより良い世界に生き、自分たちの土着のアイデンティティを存分に探究できるようにすることが私達に課せられた義務でもあります。」
ジョージは350.orgフィジーのコーディネーターであり、自分たちの島々を守るために働いている若い世代のフィジー人グループを指導しています。 ジョージにはアヤンナ・サマンサという娘がいます。彼はアヤンナと彼女の孫たちがいつでもフィジーを故郷と呼べるよう、気候変動への対策を求める運動の中で自分にできることをしていきたいと語ります。