2018年10月3日

【プレスリリース】350.org Japan IPCC1.5℃特別報告書発表に向けて、「1.5℃=LIFE」国連大学前アクションのご案内

プレスリリース

2018年10月3日

350.org Japan IPCC1.5℃特別報告書発表に向けて、「1.5℃=LIFE」国連大学前アクションのご案内

国際環境NGO350.org日本支部350.org Japanは、IPCC1.5℃特別報告書発表に先立ち、「1.5℃=LIFE」ライトアップアクションを10月5日(金)に国連大学にて行います。

国連気候変動政府間パネル(IPCC)は来週、世界の平均気温が産業革命前と比べ1.5℃上昇した場合の地球環境や人類への影響をまとめた特別報告書を発表します。すでに報告書の素案はメディアに流れていて、気温上昇1.5℃と2℃における生態系や社会への影響に大きな違いがあると指摘する内容が報道されています。世界気象機関(WMO)は温暖化は異常気象の深刻度および頻度を高めていると警告しています。今年の豪雨や最高気温の記録更新など日本列島を襲った極端な異常気象がこれを立証しています。

「1.5℃=LIFE」アクションは気温上昇を1.5℃に抑えるという目標は地球上の生命体にとってどれほど重要なのかおよび「温室効果ガス排出ゼロ」の自然エネルギー社会への急速な転換の必要性を訴えるものです。当日はNGO職員やボランティア、気候変動問題に関わるユース、科学者など数多くのステイクホルダーが集まることを予定しております。

また、350.org JapanはIPCC1.5℃特別報告書発表に合わせて、1.5℃、2℃の気温上昇の地球への影響を検証しつつ、自然エネルギー社会への転換を求め新規の化石燃料インフラ計画に対して抗議活動を行っている世界各国のコミュニティの話を紹介する報告書「People’s Dossier on 1.5℃(1.5℃目標に向けて動く世界の市民)」を10月8日に公開する予定です。この機会に是非ご取材ください。

10月5日(金)【1.5℃=LIFE】気温上昇「1.5℃目標」を守ろう!ライトアップアクション at 国連大学前広場

日時:10月5日 18:15~19:00(荒天中止)
場所:国際連合大学前公開空地(〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70)
参加人数: 30人程度
イベントページ:https://www.facebook.com/events/258794771439873/

企画主催:350.org Japan
協力:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

アクション内容:「1.5℃=LIFE」というフレーズをかたどるようにLEDライト(*1)を段ボール(*2)に貼り付けて、文字をつなげ、参加者とそれを持ち写真撮影を行います。
(イメージ図)

*1)LEDライトの電源は太陽光バッテリーを使用します。
*2)段ボール文字の一つの大きさはおよそ75cm x 50cm です。


350.org Japanについて :
350.org Japanは、米国ニューヨークを拠点にもつ国際環境NGO350.orgの日本支部です。当団体は、化石燃料ダイベストメントを日本で広めるために、2015年4月に設立されました。温暖化を加速させている化石燃料関連企業や、国民の安全や健康を危険にさらす原発関連企業へ投融資をしていない「地球にやさしい銀行」選びを消費者に促すキャンペーンを現在展開しています。

︎本件に関するお問合せ:
古野真 350.org Japan 代表 TEL:070-2793-3648
MAIL:[email protected]